阪急電鉄旧梅田駅跡
現阪急百貨店下の通路になっている線路跡。床面があげられ、天井が低く感じられる。写真と同様の通路が3つ横に並んでいる。曲線が緩やかなことから昔ここに線路があったことが感じられる。写真奥が旧梅田駅。
写真のように、広い通路がかなりの距離の間続く。写真奥が旧梅田駅。
旧梅田駅跡に到着。かなり広い吹き抜けが広がる。有名なステンドグラスと壁画が残されている。これらは阪急電鉄の創始者小林一三氏により設計された欧米スタイルの駅である。ちなみに現在の梅田駅は9番線まであるが、当時の梅田駅は少し小さめだった。
有名な駅構内の壁画とシャンデリア。豪華絢爛である。
駅の真上に阪急百貨店が位置する。駅を降りればすぐにデパートというスタイルがとられていた。
旧梅田駅は国鉄大阪駅の高架化の影響を受けて、北側へ引っ越しすることになった。そして数年の期間を費やして1973年に全路線の移動が終了し、現在に至っている。
都会の中の廃船跡だが阪急百貨店の立て替えによりこうした貴重な遺産は無くなることになっている。しかし幸い壁画などが記念に残されることになっている。新しく生まれ変わる阪急百貨店に期待したい。