福知山線のATS-Pの整備により、117系は改造を余儀なくされた。しかし、改造には時間がかかる。そこで既にATS-Pを搭載している113系をかき集めて運用することになった。そのため湘南色をはじめ、リニューアル色、阪和線色、瀬戸内色、小浜線色と、さまざまな種類の塗装が見られるのである。なおすべての列車はもともと117が走っていたダイヤで運行されているようである。

今回は午前7時から入場券の切れる9時までを狙った。合計7編成を見ることができた。

	（おまけ）朝のラッシュ時には8連の221が活躍する。かなりの人を乗せて大阪へ向かった。
	S1編成 向日町の車両所から。中間の1ユニット以外はリニューアル。6両。
	S2編成 向日町車両所から。オールリニューアル。6両。
	S3編成 向日町から。すべてリニューアルされている。他とは違い車体下がすべて黒となっている。6両。
	S4編成 これも向日町から。すべてリニューアルである。6両。
	S32編成 瀬戸内色で活躍するが、塗装が剥げて、阪和線色が見えている。4両。
	S34編成 こちらは正真正銘の阪和線色。本家阪和線から追い出された同車が福知山線で走るとは夢にも思わなかった。4両。
	S35編成 派手な色使いが得意のJR西日本ならではの塗装の小浜線色。4両。

これらの車両は、117系のATS-P取り付け工事が行われないかぎり運用が継続されると見られる。なお福知山線で運用されている113系４両編成の一部は岡山区から転属してきたものであり、その岡山区の車両の不足分については、宮原から117系を貸し出す形で補われている。また113系6両編成はすべて京都総合車両所（向日町）に所属で、S1編成は4両編成にユニット2両を増結、S2〜4編成は8両編成からサハ111を2両抜いた形で運用しているものである。抜かれたサハ111は梅小路に疎開留置されている。

2005年9月10日現在

4連：S31〜37編成が在籍

6連：S1〜4編成が在籍

終わり

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