冬場の食い気の無いバスをバイトさせるべく考案した、オリジナルフライです。
まだまだ改良の余地がありそうなのですが、1999/01/09の厳寒の青野ダムでバスを釣ることができましたので、取り急ぎご紹介します。

　ごく当たり前のマテリアルを適当に組み合わせて作ってあります。
　テールのハックルチップはエビの手（ハサミ？）を模しています。
　ボディ後部のハックルは、エビの手足を模しています。
　ボディは白のシェニールで、テーパーを付けながら巻きます。
　仕上げとなるオーバーボディはマイラーチューブを折り返して使い、エビの節を模すためにコパーワイヤーでリビングしています。ヘッド部にマイラーチューブを少し残して、エビの尻尾を模しているのですが、キャスティング時の空気抵抗が大きくなったり、ティペットがよじれたりする可能性もあり、小さめが良いかと思います。

　基本的にボトムを這わせるようなアクションを狙うつもりでしたので、しっかりとウェイトを入れてあります（レッドワイヤーを約10回転）。ボディのボリュームが結構ありますので、もう少し多めに入れても良いかも知れません。

　今後の改良点としては、
　・アイの取り付け
　・ラバーレッグの取り付け
を考えています。


使用するマテリアル：
　　フック　：ストリーマー用の#8〜#4、3Xロング以上の長めのものが良いでしょう
　　スレッド：白またはクリーム
　　ウェイト：アイよりに鉛線（レッドワイヤー）を約10回転
　　テール　：白いハックルの先端部分を一対（２本）
　　ボディ　：白いシェニール
　　レッグ　：白いハックルをフックゲイプ付近に
　　オーバーボディ：マイラーチューブをテール側に取り付け、ボディ上にかぶせる
　　リビング：コパーワイヤー
　　ヘッド　：マイラーチューブをヘッド部で固定したあと、数ミリ残してカットし、尻尾にする。
　　ウィードガード：ナイロンモノフィラ４号。ウィード帯攻略時には必須でしょう。