先に紹介した「エビフライ１号」の改良版です。まだバスが釣れたという実績はありませんが、なかなかリアルなエビができましたので、ご紹介します。

　基本的な作り方は「エビフライ１号」と同じです。
　大きな改良点の一つは、「ナイロンモノフィラメントを使ったアイ」を作り、テールの根元、つまりエビの頭部に仕込んであることです。ここで言うモノフィラアイというのは、20ポンドくらいのナイロンラインをライター等であぶって溶かし、先端を「直径1ミリくらいの丸いボール状」にすることで作ったものです。
　次の改良点は、ボディ後部のハックルの間にカーフテールを取り付けて、エビの触覚を模すようにしてみました。
　次の改良点は、ボディ部にラバーレッグを取り付けてみました。使ったラバーはラバージグ用のものです。
　最後の改良点はボディカラーを白からオリーブにした点です。真っ白のエビなんてそうそう居ませんからね。

　あとはこのフライでバスをゲットするだけなんですけどねぇ。

使用するマテリアル：
　　フック　：ストリーマー用の#8〜#4、3Xロング以上の長めのものが
　　　　　　　良いでしょう
　　スレッド：白またはクリーム
　　ウェイト：アイよりに鉛線（レッドワイヤー）を約10回転
　　テール　：ライトグリーンのカーフテールをざっくりと直線状に取り付け、
　　　　　　　その両サイドに白いハックルの先端部分を一対（２本）
　　ボディ　：オリーブのシェニール
　　レッグ　：白いラバーレッグ（３対）と白いハックルをテール側のボディに。
　　オーバーボディ：マイラーチューブをテール側に取り付け、ボディ上にかぶせる
　　リビング：コパーワイヤー
　　ヘッド　：マイラーチューブをヘッド部で固定したあと、数ミリ残してカット
　　　　　　　し、尻尾にする。
　ウィードガード：ナイロンモノフィラ４号。ウィード帯攻略時には必須でしょう。