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今月の青野ダム：99/8月号

お盆の青野ダム。残暑真っ盛りです。

99年8月12日（木）夕方　青野ダム

　蒸し暑いですねぇ。残暑真っ盛りの青野ダムです。今日も雷雲があちらこちらに発生し、時折サーッとにわか雨が降ってきます。そのあと日が射すために猛烈な湿気です。湖の水位は相変わらず満水なのですが、水質のほうは緑色のスープのような色をしており、かつての透明感のある水質はどこかへ消えてしまったかのようです。丁度最高水温に達する時期ですから、植物性プランクトンの発生も仕方がないといえば仕方がないのですけど、湖水の富栄養化はかなり進行しているようです。

　ちなみに岸辺の水温は30℃を越えており（31.5℃）、ウェダーで浸かっていてもぬるま湯に入っているようです。少し沖へ進むと、少し冷たい水が底のほうにあり（28℃）、水温の飛躍層（サーモクライン）が出来ていることを物語っています。

　人出のほうはというと、お盆休みを利用して釣りに来ている人もそこそこ居られますが、日曜日のような混雑ではありませんでした。ところどころでキャンプしている人や、ＢＢＱしている人も居られます。湖岸には夏草が生い茂っており、岸辺へ出るのに苦労する場所が増えました。

　さて、来る9月19日は第七回のクリーンアップ青野ダムです。昔に比べるとかなりゴミが減ったように見えるのですが、これは大勢の人たちによって頻繁に清掃作業が行われているからこそ維持されているようです。でも、今日も駐車場の片隅には、コンビニの袋に入った弁当殻などが放置されていました。近くにはＢＢＱの食べ残しと思われるイカの切り身も散乱していました。正直言って見たくない光景です。アリがたかっているし。しかも「ゴミは持ち帰りましょう」と書かれた看板の脇にご丁寧に置かれているとは。このゴミを捨てた連中は何を考えているのか。彼らが次に青野ダムに訪れる時には、たぶんゴミは拾われた後なのでしょう。そしてまた次のゴミを捨てていく・・・・・

　さてさて、来月のゴミ拾い活動では、どれくらいのゴミが集まるのでしょうね。楽しみなような、怖いような・・・・

水位：満水（先月末と変わらず）
水温：28.0℃（沖目）～31.5℃（岸辺）

前号（99／7月）