この日５月２３日（日）も、バス釣りを兼ねて取材に行き、フライフィッシングでバスやブルーギルと出会うことができました。（その時の様子につきましてはこちらをご覧下さい。）　水温は約２３℃でした。水位は４月末頃の超満水状態から30cmほど減水していました。しばらく雨も降っていませんでしたので、濁りは無くなっていますが、水質の悪化に伴うと思われるアオミドロの繁茂が見られ、水は少しねっとりとしたような質感になっていました。年々水質が悪化するように思えます。

　青野ダムは今、新緑の季節です。多くのアングラーやＢＢＱの人たちで駐車場から車が溢れています。とりわけ御旅橋のわきは路上駐車の車が多く、いつ交通事故が起きても不思議でない状態になっています。近くの公園に駐車場が新設されていますので、ご面倒でも荷物を降ろしたあとは車を駐車場へ移動して下さい。また橋の上から釣りをする人が後を立たず、とても危険な状態です。道路からの釣りは危険ですのでやめましょう。

　

　今年はボートの数が例年にくらべて猛烈に増えています。そしてほとんどの人がライフジャケットを着用せずにボートを出しています。釣り具屋さんが熱心にボートを販売されていることや、岸からの釣り人が増えてしまって釣り場が足らない、あるいはボートから釣るほうが「よく釣れそうな気がする」、などの理由からだと思うのですが、ライフジャケット未着用で、岸からでも届くようなエリアまでボートで乗り入れてくる人も居ます。自分だけが良ければいい、といった釣りは止めて下さい。どうしてこんなに了見の狭い釣り人が増えてしまったのでしょうか。

　湖岸のゴミがだんだん増えてきました。違法駐車、傍若無人なボート、ゴミのポイ捨てといったマナー違反は、ごく一握りの共通の人たちが行っているように思えてなりません。青野ダム周辺は地元の皆さんの生活の場であり、また青野ダムを訪れる人たちみんなの釣り場であることを、どうか忘れずに釣りを楽しんでほしいと思います。

水位：満水から30cmほど減水（先月末から30cm減）
水温：23℃